福岡 民主党 情報

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社民党、連立離脱を正式決定

社民党が正式に連立からの離脱を決定しました。
このことにより、民主党は参院選で一層苦しい展開になります。

特に福岡選挙区の堤かなめは影響が大きいです。
何しろ、無所属で民主・社民推薦なのですから。

【混戦　福岡選挙区　３】２人擁立　内憂外患の小沢戦略

堤かなめの街宣チラシを見ると分かりますが、堤かなめは社民党の候補のような街宣をしています。
しかし、民主党の後押しがあるのも確かで今後は今までと同じ街宣はできません。

そして、社民党が候補を立てていない選挙区は大きく影響を受けます。
連立を維持しておけば民主党候補に票が集まりますが、連立が解消されれば票は民主党には流れません。
社民党支持者の票は意外と大きいです。

今回、福島瑞穂を「罷免」という形を取ってしまったのも民主党には大きな失点です。
何が何でも「辞職」に持ち込まなければいかなかったのですが、社民党の意思の強さに屈した形になりました。  

みんなの党・渡辺代表「民主は自民のクローン」　連立も否定

自民・民主のネガティブキャンペーンに注力している、みんなの党。
24日も福岡で自民・民主の批判を行っています。

インターネット上では「みんなの党は第二民主党」と言われています。
公務員改革・子ども手当て（みんなの党では子育て手当て）と大きい部分で共通点があるからです。
また、みんなの党は党として外国人参政権に反対を明言していません。

福岡選挙区でもみんなの党は候補を立てていますが、他の選挙区に比べると付け焼刃の感じがあります。
無理して候補を擁立した感があるので、佐藤正夫個人にはまったく注目が集まりません。

民主党としては大久保・要のどちらかは当選させたいでしょうが、みんなの党は大きな障害です。  

参院選　乱戦福岡７人名乗り

新風の候補者が出馬を取りやめたため、福岡選挙区の候補者は7人になりました。

・大家敏志（自民党）
・大久保勉（民主党・現職）
・堤要（無所属[民主・社民推薦]）
・吉村剛太郎（国民新党・現職）
・篠田清（共産党）
・佐藤正夫（みんなの党）
・吉冨和枝（幸福実現党）

リンク先の記事で気になるのは以下の部分。

＞　共倒れを防ごうと、衆院の小選挙区に対応する県内１１総支部を１、４、５～８区は大久保、３、９～１１区は堤に割り振った。２区では双方を支える構えだ。

正直、この作戦は無意味です。
そもそも街宣で立ち止まってくれる人は最初から支持者か文句をいいたい人だけです。
結局、票は分割されます。
民主党は今の支持率で行けば2人落ちは決定的です。

個人的な予想としては、自民党の大家敏志と国民新党の吉村剛太郎が当選すると思います。
大家敏志は自民党の支持率の回復もあり、当選する確率は非常に高いです。
吉村剛太郎は自民党を離党したものの、支持者は結構いるので当選する可能性はあります。

あと、みんなの党の佐藤正夫が注目されていますが意外と厳しい状況です。
自民党離党直後にみんなの党に入党という「裏切り行為」はマイナス評価です。
また、みんなの党はいまだに埋蔵金30兆円と言っている政党です。
民主党でさえ埋蔵金は口にしなくなったのに…

ちなみにみんなの党のマニフェストには「子育て手当て」という子ども手当てのクローン法案があります。
このことが知られるほどみんなの党は支持率が落ちるかもしれません。
  

昨日、堤かなめの街宣に遭遇しました。
チラシを配っていたので一応もらったのですが、何か違和感があります。

一部をスキャンしたのでご覧下さい。



そう、社民党候補のような扱いなのです。
堤かなめは無所属で民主・社民推薦のはずなのに…

おそらく、意図的に「民主党」というのを伏せた気がします。
支持率が2割を切ろうとしている政党の看板なんて選挙では邪魔なので。
それにしても、社民党の看板1枚で闘うのも危険な気がします。

  

堤かなめのホームページを見ると、ヘッダー部分に「国政にチャレンジ」と大々的に書かれています。
私の周りではこのキャッチフレーズは非常に評判が悪いです。

政権交代後、国民の政治への目線は非常に厳しくなりました。
これは国民が政権交代で日本が悪化していることを感じているからです。
（政治とカネ問題・普天間基地問題・北教組違法献金問題・皇室軽視問題など）

そして、支持率が2割を切ろうとしている民主党。
なのに「国政にチャレンジ」という政治経験がないことを前面に出すのは無謀です。

民主党は1議席を大久保勉で確実に取りにいった方が良かったのです。
しかし、小沢一郎に誰も楯突かなかったために福岡選挙区は苦戦を強いられるでしょう。